設計のプロセス
富山に行ってきました
ご報告
週末の2日間、震災後初めて、富山県の高岡・氷見市に行ってきました。
親族や先輩の住宅があり、電話やSNSの情報で把握はしていましたが、実際の状況が気になり心配であり、観に行ってきました。幸いにも崩壊に至るまでの状況では無く、壁にひびが入ったり、瓦が割れたり、アスファルトが波打ったりと軽度の損傷でした。
先輩に崩壊や液状化が激しかったエリアを案内していただき、旧耐震の建物で全壊している建物、液状化により建物が沈み、接道道路と50㎝以上の段差ができ、車が出せなくなったり、下水が逆流、崩壊している建物など、地震の力を目の当たりにしました。
富山県の建築設計事務所の先輩方は、市とタイアップをして、早速ボランティアの住宅相談会を開催されてました。液状化により傾いた住宅の改修方法や下水管へ接続する方法、地震保険の内容に対しての助言等、設計以外の内容に関しても、真摯に対応されていました。
私の方も、先輩方と情報を共有して、設計士としての職業倫理を念頭において、何かできることを見つけて、お手伝いさせていただこうと思います。