高見台の家

進捗状況

静岡県浜松市内で進行中の「高見台の家」は、屋根が葺き終わり、 瑕疵保障の検査、検査機関の中間検査が終わり、造作工事に取り掛かって います。 造作が開始される前の第一フェーズとして現場で、お施主さん、監督さん、 監理を手伝ってもらっている浜松の後輩事務所、みんなで現場を見ながら、 気になる点、収め方などチェックをしました。 一部、窓の位置の是正があり、どのように補強をして、その位置に取り付ける かを、案を基に監督さんと施工的な協議をし、お施主さんにご説明をして、 問題がクリアーになり、ほっとしています。 構造材や床材には、地場材の杉を使っていますので、なんともいい匂いがして いつもとは違った感じに構造材が見えて、新鮮さもありました。 家つくりに熱い想いをもってみえるお施主さんと、現場のこと、間接的なこと、 たわいもないこと、とても楽しい時間を過ごすことができました。 これから、造作が始まり、外壁の収まりなど、村瀬の設計意図、想い、クセ?を、 しっかりと現場に伝えていけるように、後輩事務所と対話を繰り返し、大いに 楽しく進めていきたいと思います。 その地域に根ざした材料、考え方を理解し把握しながら、その場所に見合った 最高のしつらえをしていくことの重要さを、強く感じています。