between

進捗状況

名古屋市内で計画中の「between」は実施設計に進んでいます。 昨日、今日と設備関係の図面化をしています。 鉄筋コンクリートの、コンクリート打ち放しの3階建てです。 内部の壁、天井、床は、ほとんどがコンクリート打ち放し、コンクリート 仕上げとなっていて、通常の下地がありません。 そのため、配管や打ち込みものなどのスペースがなく、給排水やガス、 エアコンの冷媒、床暖房の配管など、どのように意匠上の支障がないように、 配管ルートをどう確保するか?と悩んでいます。 昨夜は、うまい回答が見つからず、途中で仕事を終えましたが、夢にまで 出てきて、夢の中でいろいろと考えていました。 構造事務所さんとの打ち合わせで、一部の床を重量が増えることで、壁厚や 鉄筋量が増え、経済性のバランスが悪くなるとのことで、床下地に変更した 箇所があります。 この部分をうまく利用できないかと、検討しています。 コンクリートの素材感、存在感を醸し出すためにも、目に見えてくる美しくない カタチや線を少しでも消して、美しい空間をつくていきたいと思います。 以前のプロジェクト、三重県の「三角敷地の家」の図面を参考にしながら、 竣工写真を見ながら、ひとつづつ検証していきます。 今日は、夢に出てこないように問題を解決して、仕事を終えよう… がんばります!