高見台の家

進捗状況

浜松市内で計画中の「高見台の家」は、実施設計を終え本見積もりの金額 調整を行っています。 愛知県とは違った、静岡単価はあるのだろうか?と見積もりをチェックしました。 やはり、木材関係は愛知に比べると、とても安価であり、逆にコンクリート関係は 高くなっていました。 全体的に、建築コストは、静岡の方が安く、産地や需要と供給の関係が良く理解 できました。 金額は、予算より5%程度オーバーしており、どの部分をどのように減額するかを お施主さん、工務店さんを交えて、打ち合わせを行いました。 こちらの考えて方として、見える部分(仕上)の仕様を極力下げないようにして、 手間がかかる部分を簡略化することや、過大な仕様になっている部分の見直しなど、 約30項目のVE項目に関して、○×を付けて金額調整を行いました。 キッチンの仕様を下げることでコストバランスを取ることも可能ですが、 毎日、奥さんが使う、「奥さんの城」を安易に変更するのは、毎回使うたびに ため息が出ても楽しくないだろうしと。。旦那さんにも説明をさせていただきました。 あと少し、目標値までは下がりませんでしたが、おおよその値に到達できました。 後は、お施主さんに差額の是非を検討していただくことになりました。 現在の10年固定の金利では、100万円で月払いが3000円弱です。 少し節約して、月の支払いを+3000円するかどうかは価値観の問題ですが、 楽しく、愛着を持って住まうことができれば、キャパがあれば良いのかも!と 思います。 毎回のことながら、このプロセスは、みんな胃が痛くなると思いますが、 このプロセスを超えると、楽しい現場がまっています! みなさん、あと少しです。がんばりましょう!