mothership terrace

岐阜市内で計画中のプロジェクト「街中ハウス」は、実施設計の プロセスに進んでいます。 意匠、設備、構造それぞれの図面がまとまりつつあります。 構造事務所さんとの打ち合わせも回数を重ね、意匠的に魅せ場と なる部分の構造の処理、どうしても必要となる部分の構造の納まりなど、 詳細設計の方針が決まり、床や梁、柱等の断面算定を行っています。 また、プランが決まり、スケールを大きくした最終形の模型をつくり、 再度、テラスと部屋、屋上庭園とテラスとの関係や、水平方向と垂直方向の 視線の抜け具合や、自然光の入り具合、使用する材料の質感イメージなど 最終的なチェックを行っています。 このプロジェクトは、コンクリート打ち放しの質感をメインとして、 ウォルナット調の木質、大理石調のタイル、大きなガラス、造作家具など、 それぞれ違った質感を持った、開放性の高い空間構成であり、一空間として 観た時にそれぞれの素材がうるさくならないように、補完できるように、 細心の注意を払っています。 いろんな角度から模型を観ていると、是正する部分が良く分かり新たな発見も あります。 どんどんブラッシュアップして、ドラマチックな建築・空間をつくって いこうと思います！ サブタイトルの「街中ハウス」を、「mothership terrace」にしようと 思います。 いくつものテラスを中心としたドラマチックな住まい方の根底や、建物の プロポーションが戦艦をイメージできたりと、そんな感じで、タイトルを 決めました。 （お施主さん！いかがでしょうか？）