MOTHERSHIP TERACE HOUSE

岐阜市内で進行中の「mothership teracehouse」は、床版部の配筋検査を 行いました。 外部の一部、内部が化粧型枠のコンクリート打ち放し仕上げになっているため、 セパの割付やコンクリートの打ち継ぎ部分を十分に検討することで、美しい 内・外観をデザインしています。 そのため、地中梁のコンクリート打設を2回に分けて、打ち継ぎ目地が意匠上 良い位置に来るようにしました。 構造事務所さん立会いの基、鉄筋の配置や定着等の目視はもちろんのこと、 先回打設した部分と今回打設する部分にうまくコンクリートが流し込むことが できるか？と、施工性や作業性を踏まえて、チェックをしてくただきました。 一部、鉄筋の定着や流れ難い部分のハツリ等、是正指示がでましたが、 夕方までには是正が終わりほっとしました。 建築をつくることは、工事が進むにつれて、だんだんと見えなくなっていく 箇所が多く、お施主さんにとっては不安に感じる部分があると思います。 監理者として、お施主さんの第三の目として現場を立会い、記録として残し、 報告することで、少しでも不安を取り除いて長く愛着を持って住んでいただきたいと 考えています。 このプロジェクトは、難しい工程の連続ですが、毎回の定例会には協力業者さんが 積極的に集まり情報を共有することで、とてもいい感じにまとまっています。 この感じを継続して、プロセスを進めていけるようにこちらも、しっかりと 舵を取っていきます！ だんだんと、カタチが現れてきて、ワクワクしています！