between

名古屋市内で進行中の事務所併用住宅「between」は、２階部の床スラブの 配筋が組み上がり、コンクリート打設前の検査を行いました。 剛性を上げて小梁をなくし、開放感のある空間をスッキリと見せるために、 ボイドスラブの仕様になっています。 意匠、構造的にはとてもメリットがありますが、電気、設備関係の配線 ルートはとても複雑になり、電気、設備屋さん的には、大変な作業に なっています。 梁貫通の位置や電気配線の間隔など複雑になった分、じっくりとシビアに チェックをしました。 一部、是正する箇所も見つかり、監督さんや職人さんに内容を伝えました。 街中の狭い土地で、作業性が悪く、複雑な構造体、難しい納まりなど、 とても大変なプロジェクトですが、協力業者さんが前向きに、しっかりと 対応してくださっていることに感謝です。 昨日は、意匠上の想いをギリギリのタイミングで監督さん、職人さんに伝え、 あたふたさせてしまい迷惑を掛けましたが、理解をしていただき瞬時に 対応をしていただき、本当にありがたかったです。 （ペットボトルだけの差し入れが申し訳なく感じました） これから、現場事務所での打ち合わせの頻度が多くなっていきますが、 大いにプロセスを楽しみたいと思います！ 久々の電車移動も、考え事をしたり、読書をしたりとなかなか面白いです。