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進捗状況

名古屋市内で店舗付住宅のプロジェクトが進んでいます。 街中ど真ん中のこのエリアは、地区計画という条例があり、1階に住居部を 設けることができません。 そのため、1階を店舗として、2,3階を住宅とした計画をしています。 昔の町屋形式のように、前面道路側に店舗、中庭をはさんで住宅のように、 店舗からチラリと見える住まいの風景や、店舗から透ける中庭の視覚的、 環境的な作法など、店舗と住宅をスパっと、区分けするのではなく、 曖昧な感じで区切れるような、繋がるような空間を考えています。 長細い敷地に、隣接する建物は背が高くと、生活環境的には、ひと工夫が 必要です。 お得意のスキップ空間を取り入れ、間に光の筒を挿入して、タテ、ヨコに 繋がる構成としています。 このプロジュクトは、「間」が大切であり、ガラスの使い方が要になって きます。 さっそく、サッシュ製作会社さん、ガラス加工会社さんと打ち合わせを 行っています。 防火地域ということもあり、ガラスの範囲や形状など、いろんな規制を 受けており、模型を観ながら、みんなで悩んでいます。 また、三角のデザインと構造的な考え方など、悩みどころは盛りだくさん です。 いろんなことを言いながら、知恵を結集して少しづつブラッシュアップしていく、 このプロセスがたまりません。 みなさんのお力をいただき、ぼちぼち?、がんばって進めていきます!