居心地の良いスポット

刺激

年末から進めていた実施設計のプロセスがひと段落して、 久しぶりにお休みをいただき、古川美術館と為三郎記念館に 行ってきました。 古川美術館では、富士山をテーマとしたコレクションの絵画が 沢山あり、好きな画家の田崎広助や福王寺法林の画を観て、 元気をいただきました。 住宅として使われていた為三郎記念館は、街中の騒がしさを 忘れてしまう、自然形成を活かした庭園に囲まれた豊かな 居住空間が形成されていました。 大木や竹林下草、灯篭、石組みなど設えが素晴らしく圧巻でした。 庭園と一体化した数寄屋造りの住宅は雁行配置の縁側続きの 空間がとても気持ち良く、数寄屋ならではの繊細なディテールは とても勉強になりました。 また、住宅内部の至る所に、古川為三郎の嗜好品などが展示されており、 人物像を感じることができ、書の言葉からは、人生感を考える上で とても参考になる記述もあり、この場でしか体感できない、貴重で 有意義な時間を過ごすことができました! またひとつ、居心地の良いスポットをみつけました!