名古屋のコートハウス

名古屋市内で進行中の「コートハウスのある家」は、造作工事が 進んでいます。 週末はお施主さんと照明の位置や、ニッチの仕様など、現場で確認を していただきました。 照明の位置やレイアウトは、とても気を使う項目であり、照明を点灯した 時に、その空間とのレイアウトやバランスがとても気になります。 毎回、電気屋さんと開口のセンターに配置するとか、全体を同じピッチで 通すとか、かなり細かなことを指示しますが、空間における照明の演出も 大きなウエイトを占めるので、とくに重点を置いています。 こちらの住宅では、2階のキッチンダイニングからコートハウスを見下ろす ため、あえて下に視線が行くようにサッシュを低くして、その上部の壁 部分には、長さ６ｍの間接照明を設えて、壁をドラマチックに映し出す 演出を進めています。 アクセントになる壁を間接照明、ちょっと質感を変えた壁など、お施主さん の好きなタッチを取り入れながら、よりドラマチックな空間がつくれるように 議論を重ねながら現場が進んでいます！ 来月からは、仕上工程に入る予定で、だんだんと完成が近づいてきました。 部屋のアクセンになるスチールの開き窓や、外壁の塗りなど、いろんな こだわりが見えてくるのがとても楽しみです！