コートハウスのある家

名古屋市内で進行中の「コートハウスのある家」は、建て方を 行いました。 梅雨の影響で、スケジュールが延期となり、お施主さんに見て いただくことができなくなりましたが、無事に上棟が完了しま した！ 街中の極小地ということもあり、道路占有許可を取り道路にレッカーを 添えて、プレカット材をトラックから背取りしてと、通常の建て方作業 に比べて、見えない部分の労力が多くなりましたが、気心知れた大工 さんチームの段取りの良さに、夕方には外部の養生シートが施され ました。 極小地の敷地環境に、あえてコートやピロティの共用空間を設ける ことで、外部との接点を積極的にすることで、街との関係を積極的に 取り入れた、オープンな住まい方を目指しています。 ２階に配置するパブリックスペースは、それぞれがスキップでゆるやかに 繋がり、コート空間や前面道路に向けて視線が広がったり抜けたりと、 フレームから確認することができました。 これから、現場での対話が増えてくますが、大いに議論をして、想いの 詰まった空間をつくっていこうと思います！ お施主さん！上棟、おめでとうございました！ 大いに、プロセスを楽しんでくださいね。