ご報告
傘の家
進捗状況
一宮市内で進行中の「傘の家」は、工務店さんから本見積書が出ました。
出てきた金額と予算取りの金額との開きが多少あったため、VE案を
検討して、お施主さんと協議をさせていただきました。
規模や構造、設備等の縮小や仕様を落とすのはご法度なので、その他の
部分で検証を行いました。
まずは、屋根や外壁のディテール(納め方)を経済的にしたり、頻度の高い
材料に変更してと、外観の意匠において実施図面と差異が少なくて減額できる
案を考えました。
また、内外の仕上材に関して、ハイグレードにしている部分をスタンダードに
変更したり、照明に関して、間接照明を多様化している部分を絞り込んだりと、
お施主さんの抱いている空間のイメージや質感を保持して、ちょっとやりすぎた
部分をスリム化してと、細かい部位を含めて、たくさんのVE案の項目を
つくりました。
工務店さんから、各項目ごとに金額を提示していただき、ひとつひとつの項目に
ついて、お施主さんと○×を付けていきました。
工務店さんからも、仕上げに関してより金額が下がる材料などを提示していただき、
調整をしていただき、どうにか、予算ベースに納めることができました。
毎回のことながら、このプロセスが、精神的にも一番つらいです。
今回も、メーカーさんや協力業者さんからのアドバイスもあり、無事に次のプロセス
に進むことができました!
これから、工事契約、地鎮祭、造成工事と工事プロセスに進んでいきますが、お施主さん
を始め、協力業者さんと「対話」を繰り返して、大いに楽しく、進めていきます!
コンセプトや