傘の家

一宮市内で進行中の「傘の家」は、実施設計のプロセスを行っています。 床や壁の仕上げについて、スタディ模型やパースを観て、全体の空間の 流れ、質感を感じ取っていただき、議論をしました。 インテリアを含めたスタディ模型は、住んでるイメージが良く分かる！ と、お施主さんからの評判が良かったです。 設計事務所の空間は、ハウスメーカーさんのように１/１の展示場が ない分、お施主さんにとって理解しにくい部分が多いと思いますので、 いろんな手法で見える化して、共有したいと考えています。 天窓から差し込む光が、筒状の吹き抜けからリビングに差し込む感じなど こちらの意図することが、良く表現できたと思います。 壁・天井は自然素材の土壁と無垢板で仕上げる予定ですが、お施主さん から、壁に関して、手で触る部分の土壁の耐久性やメンテナンス性など、 問題がないか？と言った質問をいただきました。 左官屋さんより、接着剤を水と混合して強度を上げてはどうか？との ご提案をいただき、この方向で進めることになりました。 いろんなプロの方々から、アドバイスをいただきながら、実施設計を 進めています！ 開発申請など、建物工事を行う前に進めるプロセスがありますので、 段取りよく、実施と合わせてプロセスを進めていきます！