音楽室のある家 竣工写真ができあがりました

お知らせ

「音楽室のある家」の竣工写真ができあがりました。いつもお願いしているカメラマンさんが、見せたいアングルをしっかりと理解していただき、空間が良く分かる迫力のある写真になっています。

外観は、ボックスタイプとして、音楽室と住宅部分を2つのブロックで区分けし、色を変えることで外部からも空間が把握できる立面になっています。メンテナンスを考慮したガルバリウムを外壁材として、庇や格子なども同じ素材で統一し、すっきりとしたデザインになっています。

天井の高い音楽室は、音響を考慮して天井や壁の角度を変えたり、吸音しやすい素材や仕上げを使用し、本格的な音楽ホールの空間を目指しました。

スリットの開口と梁のデザインや関節照明が、大きな空間にアクセントやインパクトを与え、緊張感のある空間になりました。

LDKは一体の空間となっており、ホール空間の扉をポケット収納すると音楽室と繋がる空間になっています。演奏会ではホールやリビングを聴講ゾーンにしたり、アクティブに使用できるレイアウトになっています。

隣接する公園の植栽を借景として、自然光を沢山取り入れた開放的な空間としながら、防音性や断熱性に考慮して、開口部はトリプルガラスを採用し、耐風圧等級3を確保した、安全であり快適な住まいになりました。

ご夫婦さんで奏でるピアノとバイオリンのセッションの音色が、空間と共鳴して、ドラマチックでお施主さんらしい、ライフスタイルを築いていただけることを願っています。

このプロジェクトに参加できたこと、音楽に関して勉強できたこと、大いに感謝いたします!