設計のプロセス
倉俣史朗のデザイン展を観てきました
刺激
週末に、京都国立近代美術館で開催されている「倉俣史朗のデザイン」展を観てきました。
学生時代に、雑誌で観た椅子のデザインに、強く衝撃を受けました。重力に逆らったデザインや新しい素材などを使った椅子は、機能性や利便性を通り越した、魅せることへの拘りを強く持った考え方に共感し、実物が観たくて直ぐに東京に行ったことをよく覚えています。
椅子や家具、スケッチや図面、夢日記や影響を受けた書籍など、150点を超えるたくさんの展示品があり、じっくりと鑑賞しました。
「スターピース」と称したエキスパンドメタルの軽やかさを感じる椅子や、「硝子の椅子」と称したガラスのみで完結した緊張感を感じる椅子や、「ミス・ブランチ」と称したアクリル樹脂に埋め込まれたバラの造花が空間を華やかにする椅子など、実物を観て、一部は座ることができ、とても濃い内容の展覧会でした。
(写真:スターピース こちらは実際に座ることができました)
(写真:左 ミス・ブランチ 右 硝子の椅子 ミス・ブランチは3脚展示されていました)
短い時間の京都訪問でしたが、たくさんのパワーをいただいてきました。