音楽室のある家 階段の検証を行いました

設計のプロセス

江南市内で進行中の「音楽室のある家」は造作工事が着々と進んでいます。階段の踏面、蹴上の寸法に関して、2つのモックアップをつくり、お施主さんに体感をしていただきました。

踏面を260,240ミリ、蹴上を185、200ミリにしたモックアップにて、上りと下り、スリッパを履いた状態、素足の状態等、考えられるシーンを見据えて、ご夫婦さんにシュミレーションをしていただきました。

階高が高い分、2階までの段数は17段になり、通常の住宅より段数が多くなり、少しの違いが不備になったり、、将来を見据えると、億劫になることも考えられますので、しっかりと検証を行いました。

結果は、蹴上を185ミリ、踏面は240ミリとした仕様で決定しました。

次の工程として、仕上げや照明器具、造作家具の仕様確認等、だんだんと完成に近づいてきていますが、監督さんをはじめ大工さん、協力業者さんと情報を共有して、お施主さんに納得、満足していただける空間・建築を創(造)っていけるように、しっかりと設計監理を進めてきます!

前の話