音楽室のある家 断熱吹付工事が進んでいます

設計のプロセス

江南市内で進行中の「音楽室のある家」は、断熱吹付工事が進んでいます。

外部と接する壁や天井、軒裏の部分の断熱仕様は、省エネ基準適合住宅に適用した材質、施工方法、厚みを確保した、硬質発砲ウレタン吹付の工法にて施工を行っています。

外壁部分を隙間なく吹付にてウレタン(A種3 天井の厚み230、壁110)を充填していく工法のため、コンセントやスイッチ、換気扇のダクトやエアコンの冷媒管など、壁に埋め込むものや外壁を貫通するものは、先に施工を行っておく必要があります。

そのため、事前にコンセントやスイッチの位置、造作カウンターの高さや位置など、お施主さんと現場にて何度も確認、検証を行いました。

断熱吹付工事が終われば、いよいよ内部造作工事が始まります。音楽室の防音仕様の施工方法や造作什器やニッチの仕様など、検証していく箇所が多いですが、大工さんや協力業者さんと大いに議論をして、良い建築、空間ができるように、プロセスを進めていきます!

前の話