トレーラーハウスの計画 現場が着々と進んでいます

設計のプロセス

トレーラーハウスの計画は、屋根と外壁工事が完了し、内部の造作、塗装工事が進んでいます。今週末には建物が完成し、計画地に向けて車両移動が行われます。

お盆明けから工事が始まり、車両フレームへの土台取り付けから建方、屋根伏せ、下地、防水、サッシュ取り付け、外壁仕上げと、通常の建物と同じ仕様、施工方法にて工事が進んでいます。

大工さんが手際よく作業を進めておられ、通常の建物と比べて、杭工事や基礎工事が無かったり、規模が小さい分、約2週間で工事が完成する予定です。

ちょくちょく作業場に立ち寄っていますが、工事のペースが速く、現場からのプレッシャーを受けながら、仕様や仕上の確認、決定を行っています。

今回のトレーラーハウスのプロジェクトは、事務所とミーティングスペースを併用した施設ですが、間口約3.2m、奥行約7.2m、延床面積約7坪の小空間の中で、造作の家具類や仕上材、間接照明の演出など、従来のトレーラーハウスとは違った重厚感や高級感、居心地の良さなど、ドラマチックな空間が創造できるように、プロセスを進めています。完成がとても楽しみです!

前の話

 

<ここまでの外部の施工工程>

土台伏せ:車両フレームにアンカーボルトを溶接し土台を伏せます。床の断熱材も従来と同じく、大引き間に断熱材を充填します。

 

建て方:従来の建物と同じく、プレカットされた材料(柱、梁、小屋)を組み立てます。

 

防水:屋根に防水ルーフィングと外壁にタイベックシートを張り、サッシュを取り付けます。

 

下地:外壁下地を行い、化粧スレートを張り付けます