トレーラーハウスの計画

設計のプロセス

トレーラーハウスのプロジェクトは詳細設計が完了し、屋根や外壁、内装材の仕上が確定し、お盆休み明けに、組み立て作業が始まります。

製作工場にて、トレーラーフレームに土台や柱、屋根の木造フレームを設置し、続けて外壁や屋根、の取り付け、内部造作、照明や設備など、建築工事と変わらない工程を経て完成体をつくっていきます。

完成後、計画地に牽引陸送を行い、添え付けた後に、アプローチ外構やテラスデッキ、植栽を設えて完了となります。おおよそ2週間で製作を完成する予定です。

トレーラーハウスのイメージは、チープであり簡素、その場しのぎでのハコモノ的な要素が多いですが、このイメージを脱却して、魅力のある建物、空間を提案したいと思います。

ここまでのプロセスで、「建築物では無い」解釈を上手く利用して、屋根や壁が全開放できる仕掛けや時間や季節によって可変できる仕組みなど、トレーラーハウスでしかできない「特化した要素」を提案してきました。残念ながらこの提案は、次回に持ち越しになりましたが、可能性を秘めた魅力のある空間を創(造)っていければと思います。

初めて観る作業工程も多いですので、興味深く現場を観ていこうと思います。プロセスがとても楽しみです!

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