傘ノ家

進捗状況

一宮市内で進行中の新築住宅「傘ノ家」は実施設計がほぼ終了し、 設計図書の内容をお施主さんと確認しました。 打ち合わせには、いつもお世話になっている、木材の材料屋さん、 左官屋さんに同席してもらい、材料やタッチなどの説明をして いただきました。 無垢材に関しては、選定した材種のサイズや色合い、仕上げ方法などを 良い点と悪い点を明確にして、話をしていただきました。 床暖房の部分に敷く材料の考え方に関して、反らない材料に設える方法も ありますが、材料屋さんとしての無垢板に対する思い入れをご説明して、 お施主さんも納得されていました。 私も材料屋さんの意見に同感です。 左官屋さんに関しては、土壁にするか漆喰にするか、迷っておられましたが、 素材の特性をご説明し、たくさんのサンプル帳から、気に入った風合いや 色合いなどを確認して、仕様を決定しました。 いろんな協力業者さんを交えて、その畑のプロとお施主さんが顔を合わせて、 深く濃い話をすることで、見解のズレを少なくして、プロセス中に抱く お施主さんの不安材料を無くしていきたいと考えています。 また、協力業者さんとしても、お施主さんの思いがよく分かり、より情熱を 持って事にあたっていただけると思います。 仕様が決まり、図面を修正し、最終確認をしてと、いよいよ本見積もりの プロセスとなっていきます。 まだまだ、気が抜けない状況が続きます。がんばります!