建築技術・素材
KAEDE CARE GAREDEN 桜が丘地盤改良工事
設計のプロセス
阿久比町で進行中の「住宅型有料老人ホーム」は、地盤改良工事が進んでいます。
地盤面から深度1.3mの地点で支持地盤があり、この深さでは 表層改良もしくは、柱状改良を行うか、どちらも可能な工法で あり、コストや作業性を考慮して、表層改良工法を選定しました。
表層改良工事は、セメント系固化材と土を撹拌し、敷き固めることで 一定の強度の地盤をつくる工法です。 表層工事を行う前に、試掘を行い1.3mの地点での地質が、ボーリング 調査で採取した土質形状と同じか、地層に変わりないか、目視 確認をしました。
また、撹拌作業時のアルカリ反応試験を行い、固化材の混ざり具合に 問題がないか確認をしました。 今までに経験のない、規模のスケールですが、住宅のプロセスと 変わらず、細かい部分も、クライアウトさんと密に、情報を共有して 協議を行っています。 だんだんと暑さが和らいで、作業し易い環境になってきましたが、 バテないように、体調管理も万全にプロセスを進めていきます!