刺激
ヘリンボーンの床
設計のプロセス
江南市で進行中の「大きな屋根の家」は、造作工事が 進んでいます。 ダウンフロアーになっている、14帖のリビング部分に、 無垢材のアカシアをヘリンボーンタッチにて張りました。 ヘリンボーンを張る場合、縦横のスタートの位置や全体の バランスなど、しっかりと確認しないと、半端な部分が 出たり、バランスが悪くなったりするため、大工さん、 お施主さんを交えて、張り方の協議を行いました。 ダイニング側からリビングに向かって、ダウンフロアに なっている階段から縦方向に、ダウンの入隅部分を基点 としたルールにしました。 約3日で施工されたヘリンボーンの床は、折り重なる アカシアのタッチがなんとも趣があり、お施主さんも 喜んでみえました! 大工さん曰く、「とにかく無心で張った」と笑っておられ ましたが、手作業感が強く出たリビングは、天井の表し梁や 造作棚と相まって、手の温もりが強く感じられる居心地の 良い空間になりそうです! 外部に関しても、板金屋さん、左官屋さんと、いろんな 方々の、手の作業が強く感じられる仕事が進んでいます。 協力業者さんの熱意に負けないように、こちらも設計監理を 進めていきます!