コートハウスのある家

進捗状況

名古屋市内で進行中の「コートハウスのある家」は、造成工事が終わり 杭工事に進んでいます。 約6mの支持層に杭を打ち込む必要があり、街中の狭い敷地環境や 水を使用しなくて済む工法として、鋼管杭の仕様を選定しました。 工事を始めるにあたり試掘を行い、実際の地層の硬さを把握し、 杭工事を立会いしました。 鋼管杭の場合は、垂直性の確保や鋼管の繋ぎ部分溶接処理など コンクリートの柱状改良に比べると、作業性に関して気を払う 部分が多いと思います。 工事前に構造事務所さんを交えて施工計画書を基に、使用する部材 重機や作業人数、作業方法など、しっかりと打ち合わせを行ったため、 実際の現場では、気になる工程も問題なく、いい感じに進行できました。 杭工事は2日間で終了し、これから鉄筋工事に進んでいきます。 都会の狭い敷地ということで、施工上いろんな苦労がありますが、 お施主さんの想いをしっかりとカタチにするべく、協力業者さんと 力を合わせてプロセスを進めていこうと思います!