大きな屋根の家

進捗状況

江南市内で進行中の「大きな屋根の家」は、キッチンダイニングの天井の 仕様にについて、変更案を基に現場で打ち合わせを行いました。 リビング部の天井が3mあり、キッチンダイニングはあえて、天井高を抑え メリハリのある空間としていますが、「少し圧迫感を感じる」とのご指摘を いただき、折れ天井をベースにして間接照明で空間を設える提案をさせて いただきました。 実際に天井にテーピングをして、折れ天井のバランス、ラインを検証しました。 お施主さんにもお手伝いをしていただき、3度テープを張り直し、最良の バランスの取れたカタチが決まりました。 お施主さんにとって、設計図面と現場でのイメージが違うことも多々ありますし、 HMと違って1/1の体感できるショールーム的な空間もなく、OBのお施主さん宅 にお邪魔して、空間を理解していただいていますが、やはり、同じプランではなく、 開放感も違ってきますので、現場で体感していただき、気になる部分をより、 ブラシュアップしていくプロセスが大切であると思います。 僕の現場は、一筋縄でいかない部分も多いですが、監督さんをはじめ、協力業者さん が、嫌な顔をせず、一緒に悩んで対応してくださる姿勢に、とても頭が下がります。 みんなで、汗をかいてプロセスは、かならず「カタチ」に現れますので、より、 思いの詰まった「カタチ」が表現できるように、設計監理を進めていきたいと思います! お施主さん!遅くまで、お付き合いいただき、ありがとうございました! 間接照明ベースの折れ天井、楽しみです!