between

名古屋市内で計画中の店舗併用住宅、「between」の構造打ち合わせを 行いました。 お施主さんとの打ち合わせを繰り返し、仕様と間取りがほぼ確定し、 概算見積もりのコストバランスも、おおよそ予算内に納まり、実施設計に 進んでいきます。 間口が５ｍ弱と狭いですが、側に２枚の壁を立て、その部分を構造体にして あとは、透ける感じの空間とテクスチャーに設えることで、圧迫感を感じさせ ない一室空間の構成です。 そして、得意の？スキップ空間を組み込み、一室空間でありながら、単調に ならない空間を考えています。 構造体は、２つの壁とスキップ床のシンプルなフレーム構成ですが、シンプル になる分、いろいろと難しい所が多々あるようです。 施工性やコスト性を踏まえると、所々、修正をすることで、方向性を決めました。 名古屋の一等地で、とても魅力のある立地ですが、その分、通常では考慮しなくても 良い部分を考慮しなくてはいけなかったりと、なかなか厄介の所もあります。 地下鉄との関係や、地区計画など、設計や工事において、考える部分が多いです。 でも、山登りと同じで、すばらしい景色を観るにはそれなりの努力が必要で、 そのプロセスを楽しむことも良いことです。 （なんだか、山登りを始めてから、プロセスを山登りにたとえて、楽しむことが できるようになりました。より、困難なプロセスに挑みたい気持ちになってい います。） 年末の実施設計UPに向けて、がんばります！ オープンデスクの学生さん！ つくって頂いた模型がとても役に立ちました。空間が納まっていない部分も分かり、構造さんにも空間構成が把握してもらえました！ありがとうございました！ また、懲りずに模型製作、お願いします！